忘れっぽくなった中年おじさんの備忘録

おじさんの個人的な備忘録です。ブログとして公開していますが、可読性がない時も多いです。まあ、まったく誰にも見られない個人用だと長続きしないので、ブログとしてメモに残してます。

PHPのPECL 拡張モジュールv8jsインストールメモ

time 2017/03/16

PHPのPECL 拡張モジュールv8jsインストールメモ

Ubuntu(16.04LTS) にPECL拡張モジュールv8jsをインストールする。

githubのv8jsの説明ページを読むと、
最低要件として、libv8(V8 Javascript Engine library「 V8 4.6.76以上」)とPHP 7.0.0以上が必要。

そんで、Ubuntuに前もってこれらをインストールする必要(とても重要)があるらしい。

また、aptでゲットできるlibv8は古いらしく説明ページを読むと、

For Ubuntu @pinepain has PPAs for V8 5.1 and 5.2. You might want to install these (and compile V8Js based on them).

要は、@pinepainさんが作ったPPAs(Personal Package Archive)のlibv8バージョンをインストールして、それでV8Jsをコンパイルしろと書いてある。

ということで、まず、必要になりそうな基本パッケージを入れておく。

なお、以下のパッケージは、Webで調べた際に必要そうなので、念のためにインストールすることにした。
(色々やり方があって迷ったけど、おそらく必要ということでそうした。)
build-essential : C/C++コンパイラ、Make等の標準開発ツール一式
re2c : 処理が高速な字句解析ツール

次に、@pinepainさんが作ったlibv8をインストールできるように、pinepainさんのlibv8-5.2にしたがって、aptのリポジトリを追加して、aptでインストールする。

libv8-5.2のインストールが無事済んだら、peclで拡張モジュールv8jsをインストールする。

そんで、php.iniに「extension=v8js.so」を追記して拡張モジュールが実行できるようにする。

php.iniの場所は、コマンドラインとWebサーバー(cgi、php-fpm)などでそれぞれ違う。
コマンドラインなら以下で、

Webサーバーなら、以下のようなファイルを作って確認すればいい。
(Nginxの場合、そのインストールは、このページを参照。)

なお、Webサーバーの場合は、php7.0-fpmやwebサーバーの再起動後に反映される。

最後に、
http://php.net/manual/en/v8js.examples.php
のサンプルスクリプトが動けば、OKである。

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